破れたお札の交換は!どこまで使える?郵便局でも交換できる?

日頃私たちを力強く支えてくれているお札。多大な影響力を持つものですが、所詮は彼らもただの紙。破れるときは破れるし、燃えるときは燃えます。

今回は「あっ、破れた・・」「あっ、燃えた・・」こんなときってどうしたら・・?こんな内容についてです。半分ないけどこれ、いくら?そもそも交換できるのか?手数料は?期間は?どこで交換できるの?などなど、あらゆる疑問が解決できる内容になっています。

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これって交換できますか?

どこまで残っていれば交換可能?

まずはお札が破れてしまった・・

そういうときに「どこまで交換できるのか?」ということからです。これは

ラベル

  • 面積の3分の2以上残っていれば、全額と交換できる。
  • 面積の3分2未満、5分2以上残っていれば半額と交換できる。
  • 面積の5分の2未満であれば、残念ながら交換は不可

というように日本銀行では定められています。

だから、一万円を3等分にして

あれっ!!これ!ちょっ、三万円!!
今日、冴えてるわ・・泣

とはなりません笑

というのも、この3分の2、5分の2という設定比率は非常に巧妙で、元の価値以上にならないようにしっかりと決められているからなんですね。日本銀行もその辺はよく考えてます。

濡れた場合はどうするの?

あと、他は濡れたときの場合です。基本これに関しては綺麗に乾かしてあげれば大丈夫です。ですが、もしフヤフヤになり過ぎて「これ・・いける・・?」みたいになってしまった場合は銀行で交換して貰うこともできます。

万が一自動販売機に通しても使えない場合は、潔く交換して貰いましょう!

ちなみに、上記の場合はお札が2分割になった場合、濡れてしまった場合のパターンなのですが、3分割以上になってしまったときに関しては鑑定が必要です。

鑑定については後述します!

どこで交換してもらえるの!?

お札を破ってしまった場合などはどこに持って行ったら良いんでしょうか?銀行?郵便局?もしかするとそれ以外!?この答えなのですが

答えは、銀行です!

たまに「郵便局とかでも行けそうじゃん!」

とか言って、郵便局に持って行く人がいるんですが、郵便局はダメです!門前払いをくらいます。基本的に郵便局は両替業務が仕事の範囲外なんです。なので、外国のお金と交換できたりするのは業務の一環ではなくって、実はサービスの一つだったからなんですね。

だから残念、郵便局はNGです!

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お札の鑑定って何!?

鑑定が必要なお札

お金っていうのはそもそも国が責任を持って発行しているものです。
そのため何でもホイホイ

再発行~!再発行~!!

みたいにはできません。お札の状態により判断が難しい場合に関しては権力者の鑑定が必要です。では具体的に「どんな場合に鑑定って必要なの?」ということなんですが、基本的に鑑定が必要なパターンというのは以下の通りです。

  • お札をシュレッダーでバラバラにしてしまった。
  • 家が火事で、お札が灰と化してしまった。

このような場合です。

シュレッダーされたお札はどうしたら?

シュレッダーにかけられたお札はかなり面倒くさいです。なぜならば破片を全て探さないといけないからです。だがお金のため!頑張ってすべての破片をかき集めて下さい。

そして、集め終わった破片なんですが、これだけでは終わりません・・。更に面倒くさい作業が待ってます。今度はこれをセロハンテープで一つ一つとめていきます。

できるだけシュレッダー等によって裁断された銀行券に関しては、各片を繋ぎ合わせて持ち込んでほしいです。細かく裁断されている状態の銀行券については紙幣としての価値がないと判断することがあります。

日本銀行アナウンスより

ということだからです!
だから事前にしっかりつなぎ合わせて持っていく必要があるんですね。

ちなみに注意してほしいのが、間違えて貼り合わせてしまった場合も価値がないと判断されてしまうことです。だから本当に注意深く貼り付ける必要があります!

燃えたお札はどうするの?

これに関してはまず、焼けたからって諦めないで!
そうお伝えしたいです。

たとえ焼けてしまっていても、お札のインクや紙というのは非常に特殊なものです。しっかり鑑定すればお札として認められ、額面通り全額返ってくる可能性があるからです。

持ち込む際は原型が崩れないように、できるだけ箱に入れて持ち込んであげましょう。

鑑定ってどこでするの?

そして大事なのがこの鑑定場所!

鑑定って銀行のどこでもしてくれると思ったら大間違い!日本銀行本店・支店でしかしてくれません。ちなみに日本銀行本店は東京のみですが、日本銀行支店に関しては全国に32箇所あります。要チェックや。

鑑定をしてくれる銀行

ただ、日本銀行の本店・支店に直接持ち込まなくても、自分の口座を持っている銀行、東京三菱UFJの口座を持っているならUFJへ、みずほ銀行のを持っているならみずほ銀行へ持っていくと、日本銀行の本店・支店に送ってくれます。

このとき口座を持っている銀行に持ち込まなきゃいけない理由は、返金する際に直接口座に振り込んでくれるからです!

だから、まずは鑑定が必要な場合もそうでない場合も、自分が口座を持っている銀行に一旦直接持ち込むようにしましょう。もちろん、確実に鑑定が必要な場合は日本銀行の本店・支店に直接持ち込んでも構いません!

時間や期間は?必要書類とかってある?

これは鑑定が必要でない場合とそうでない場合で分けてお話します。

鑑定が必要でない場合

鑑定が必要でない場合は、銀行に破れたお札などを持っていくと普通に交換してもらえます。時間はものの5分程度です。必要書類も身分証も必要ありません!

鑑定が必要な場合

鑑定がいる場合は日本銀行で鑑定するため、運転免許証などの身分証明書が必要です!

また期間なども結構かかってくるんですが、だいたい2週間~3週間程度と考えていて下さい。そして、日本銀行に直接持っていく場合は、受付時間が午前9時~午後3時までとなっていますので、この辺も注意して下さいね!

そして両者に共通してなんですが、日本銀行法48条により「手数料は必要なく交換できる」としっかり書いてあるので、手数料とか余分にお金が取られるってこともありません!

あと日本銀行のアナウンスでは、日本銀行の本店・支店に直接持ち込む場合は「一度電話を貰えたら嬉しいです」と言っています。ただ嬉しいだけなので、別にしなくても良いと思います笑

まとめ

以上が破れたお札などを交換する全貌です!
しっかり処理して、きっちり取り返しましょう!

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