足が臭いのって病気…?これって病院で治療すべき!?行くなら何科?
- お風呂に入っても足の臭いが全然取れない…。
- 歩いた足の跡でさえ臭い…。
現在こういった状態に悩まされてはいませんか?
足の臭いは汗や角質を細菌(バクテリア)が分解することで発生するのが原因なため、はっきり言って誰でも臭いです!
ただ、これが異常なまでに臭かったら「…もしかして私って病気なんじゃない!?」こんな風に疑ってしまうのも当然だと思います。
そこで今回こちらでは、足が臭い場合に考えられる病気の原因、その症状、そして病気だった場合に一体どこの科で見てもらったらいいのか?そういった足の臭いが病気だった場合の全貌を分かりやすくお伝えしています。
足の臭いを引き起こす4大病気はこれ!
それでは早速ですが、足の臭いを引き起こす病気について見ていきましょう!考えられる病気は見出しの通り以下の4つです。
- 水虫
- 糖尿病や内臓の病気
- 多汗症
- 点状角質融解症
やっぱりそれか!というものから、何それ?というものもありますよね。
まずは具体的な症状からお話していきますので、当てはまったところを重点的に読んでもらえたらと思います。では、これより詳しく見ていきましょう!
水虫
水虫と言っても一概にひとくくりにはできません。それは水虫の症状が以下の4タイプに分かれているからです!
ジュクジュクしているものから乾燥しているものまで、色んなタイプがあります。
「水虫」の症状
- 趾間型(しかんがた)
- 小水疱型(しょうすいほうがた)
- 角質増殖型
- 爪白癬(つめはくせん)
これは水虫の中で最も多いものです。指の間がかゆくなったり、ジュクジュクして赤くただれてしまいます。
これは名前の通り水泡ができるものです。足の裏、足の縁に水ぶくれができ、かゆくなったり皮膚がめくれてきたりします。
かゆみはありませんが、足の裏、主にかかとの皮膚がかたくなりボロボロとはがれ落ちてきます。
爪の先が分厚くなり、白色や褐色になります。かゆみや痛みはありませんが、靴で圧迫されると痛む場合があります。
難しい漢字がいきなり並んでしまいましたが、
というのも、水虫の見た目は文字で書くのとは裏腹に、かなりグロいからです。スギ薬局さんのHPに画像が載っていますが、もし「水虫かもしれない…?」なんて思ったらこちらでチェックしてみてください。
ただ、水虫というのは基本的に臭いはないということは知っておきましょう!
あくまで最初にも言っているように、臭う原因は「細菌が汗と角質を分解するから」これが原因となります。
いやいや…じゃあなんで水虫で足が臭くなるんだよ?
なんて思うかもしれませんが、その理由は水虫になるような足の環境というのは、つまり細菌たちも大好きな環境だからです。
水虫になるような環境=細菌が活発になり足が臭くなりやすい環境
こういった方程式が成り立つので、水虫になると足が臭くなります!もし水虫の疑いがあって病院に行くようでしたら「皮膚科」で診てもらうようにしましょう。
糖尿病や内臓の病気
「糖尿病や内臓が病気」の症状
- 免疫力が低下するため体臭がきつくなる。
糖尿病や内臓の病気にかかると、人間が本来もっている細菌などを排除する抵抗力が低下します。
そうすると、結果的に足の臭いの原因になるバクテリアの増殖を止められなくなるので、その分足のニオイはキツくなります。
ただ症状のところでも書いていますが、こういった場合は体全体に範囲が及ぶので、往々にして足のニオイ以外のニオイもキツくなる傾向があります。
もし足だけじゃなく体臭や口臭もすごい場合はこういった症状が疑われるので、このような場合は「内科」「糖尿病科」を受診するようにしましょう!
多汗症
「多汗症」の症状
- 別に暑くもないのに多量の汗をかいてしまう。
中でも足を中心にこの症状が出てしまう場合は「足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)」が考えられます。
この足蹠多汗症というのは足限定の多汗症のことです。素足になって歩いたときに床に足汗がついてしまうような場合は恐らくこの足蹠多汗症の可能性が高いでしょう。
結局足の臭いの原因は全て共通していて「細菌が汗と角質を分解するから」です。なので、汗を多量にかくということは、つまり足を臭くする原料がたくさんあるということです。
もし、大量に足汗をかいてしまう多汗症が疑われる場合は「皮膚科」もしくは「多汗症専門外来」での受診をおすすめします。
点状角質融解症
「点状角質融解症」の症状
- 足の裏に無数の小さい穴があいて、虫に食われたような白い凹凸のクレーター状になる。
- かゆみはないが、ヒリヒリする。
こちらは通称「足ペタ病」とも呼ばれるものです。
症状のところにもある通り、足の裏が虫に食われたようなハチの巣状になってしまいます。
見た目は正直言ってめちゃくちゃ気持ち悪いです!
もし足の裏がこのようになっていた場合は、この点状角質融解症が考えられます。
そして、この病気の原因は「常在菌の異常な増殖」によるものです。常在菌が異常なまでに増殖すると、その菌が出す溶解酵素により足の裏が溶け、白いクレーター状の凹凸ができてしまうという訳です!
これも結局は足のニオイの原因である細菌が増えるので、当然ニオイはキツくなります。
もしこのような症状が足の裏に現れた場合は「皮膚科」で診てもらいましょう。
どれにも当てはまらなかった場合は?
ここまで足が臭くなる4つの病気についてお話してきました。
しかし!
症状のどれにも当てはまらなかった。なんてこともきっとあると思います。でもやっぱり足が凄く臭い場合は「病気だっ!」なんて病気のせいにもしたくなりますよね。
ただ、それは正真正銘病気ではなく、単に足の環境整備ができていないことが原因です。
実際に管理人である私も足のニオイにはずいぶんと悩まされました。
ただ今はほとんど気にせずに生活できています。それはしっかり対策しはじめたからなんです。足の臭いで悩むかどうかというのは、正しい対策がとれているかどうかで決まるとつくづく思いました。
このまま放置しておくと、足が臭いのが皆にバレてしまうかもしれません。知らないところで誰かに噂とかされていたらって考えるとゾっとしませんか?
ここからは足のニオイの具体的な改善方法について書いているのですが、病気じゃないけどとにかく足が臭い…!もしこんな状況で悩まされているのであれば、ぜひ一度見ていただけたらと思います。